冗談抜きで長い年月かけて作ってきたスクラッチのストレリチアですが、とにかくまとめて作る時間が取れなくて、ジワジワ作ってきた結果ようやく完成の運びとなりましたので記録しときます。
この時は脚1本をボルトで固定し、クイーンパイク先端に貫かれたコアををボルトで固定する二点固定式で考えていたんですが、パイクの持ち手の位置決めが難しく、膝関節が小さいことで自重で後ろに反り返ってしまうのでポージング自体変更して固定箇所を変更することにしました。
その結果、完成ではクイーンパイクを下に持ち、両脚2点とクイーンパイク1点の三点固定でがっちり動かないようにしました。
クイーンパイクは塗装したことでさらに重くなっちゃいまして(笑)、この重さで本体が傾かないよう、ケーブルをNIPPOLY - 自遊自在 6mm(デザインワイヤー)各種のメタリックブラックを使用し垂らした状態で台座につくようにして、追加の支えにしました。簡単に曲がりますが固定もしやすく、また非常にエモイカラーなので無塗装無加工でそのまま使ってます。
塗装については、設定では白一色ですが、白部位があまりに面積が広く、やや本体のサイズ的にもつらかったので、グレー調と通常のホワイトに塗り分けることにしました。
ホワイト部分はガイアカラー Ex-01 Ex-ホワイト(50ml入)、グレー部分はホビージャパンモデラーズ HRクールホワイト4セット(4本入)のクールホワイト。
赤はこれまた最初は某メタリックレッドを使って塗り始めたんですが、あまりにおもちゃクサクなってしまい、白とグレーの本体塗り分けとのテイストのギャップに耐えられず結果ドボン。
最終的に以前アルジェンティアでも使用したホビージャパンモデラーズ セイラマスオ専用カラーセット(4本入)のマスオレッドで塗装しました。結果2体は同じピンク色ということになります(これも設定とは違うけど)
イエロー部分はこれももうホビージャパンモデラーズ セイラマスオ専用カラーセット(4本入)のマスオイエローですね、ええ(笑)
陰になる部位はガイアノーツ -サーフェイサーエヴォ (50ml入 各色)のガンメタをそのまま吹いたのみです。
顔については時間かけましたが、デコガード(額のまな板)が異様にデカく、目が隠れがちになるのと同時に顔に光が当たりにくい仕組みになっちゃってるんです。ガンダムも目が光ってないとイマイチですよね。
そのため、一応瞳はガイアエナメルカラー 蛍光ブルー(10ml入)やガイアエナメルカラー 蛍光レッド(10ml入)などで塗装後にウインザー&ニュートン - アーティスト・グロスバーニッシュ(75ml)を塗って光やブラックライトを当てれば光るんですが、いかんせんこれは忘れます。下の画像だけはレフ板で光を当てました(笑)
仕上げは全体にGSIクレオス - Mr.スーパースムースクリアー つや消し(170ml)ですが、イエローの部分のみガイアカラー Ex-03 Ex-クリアー(50ml入)を吹き、最後にGUNPRIMER - GLAZER(グレイザー)を吹いてます。
グレイザーについてはブログで書く前に一般流通に出さなくてはならず、結果前後してしまいましたが、単品でのリリースが決まっていますので、その機会にでもまたちょっと書かせていただければなと。すでにお持ちの方は、くれぐれも完成後に吹いてくださいね(デカールのらなくなります)。
あと、他にも途中ブログの更新が長期にわたって止まってしまい、その結果書かずに製作が進行してしまった部分では、肩アーマー裏のトラス(大変まんどくさかったデス)とか、関節部位などに使用したWAVE - HG ディテールパンチ 台形(1)でカットしたプラ板とか。
やりたかったことは色々ありましたが、あまり実現はしませんでした。
ただ、研磨に関しては今回は曲面が多く、GUNPRIMER - サンドループ FLEX(フレックス)とGUNPRIMER - サンドループ フラット4セット(ミニハンドル付)とGUNPRIMER - BALANCER GRAY(バランサー グレイ)3個セットでほぼ下地を作ってます。サンドループもちゃんとブログで紹介出来てませんね、ほんとスンマセンスンマセン。
そんなわけでようやく完成となりましたが、一応完成しましたのが2022年11月ですが、始めたのが2019年2月でしたので約3年ほど弄ってた感じですね~ほんと何やってんだか(笑)
とにかく表面積が広くて、アルジェンティアと比べて表面処理が異様に大変だったのと、膨張色の白の多さに悩まされました。飾るときは場所取るので広くないと置けませんし、いちいち関節が細いのでおっかなびっくり触らなきゃいけません。作る方はモデロイドが絶対おすすめです。
さて、現在ようやく数年ぶりの次作品に取り掛かってますが、こちらはほぼ改造のみですのでストレリチアほど時間はかからないと思います。また記事書きますので、懲りずにまた見に来ていただければ幸いです。