久しぶりにツールレビューガッツリ行きますどうも「今日は」気合が入ってますakicyanです^^
ちなみに処理する際は、ページにも書きましたが、本体を利き手で持って、部品を反対の手で固定し、本体側をくるくると半回転さすようにして処理してください^^ こうするときれいに処理できます。
何しろタイトルが「使ってみた」じゃなくて「使ってみよ」(笑)
その本意は最後まで読んでもらえばいやでもわかります。
いや、いつも入ってはいますヨ気合い。でもね肩の力は抜かないと、面白いもんが書けないでしょ(笑)
さて、日々増え続ける新たな模型用のツールやマテリアルなんですが、今のように専用ツールがほとんどなかった頃というのは、代替ツールとして様々なものを使ってきたんですけども、現在でも「本当は○○用のツールなんだけど、模型用として使える」ものがたくさんあります。
そういったものは、もちろんGPARTSにも沢山あるわけなんですが、その中の一つにSHAVIV(シャビーブ)- プラムバー(プラ棒・パイプ用エッジ処理工具)というのがあるんですね。
実はこれ、元は建材の塩ビ管や金属管などを削るパイプ用のリーマーというやつで、実際模型用として使用できる利便性が非常に高くて導入し、大変人気があるツールなんですが、便利な中にも模型専用ではないが為の決定的な弱点がありました。
簡単に言うと、高さが1cm以下のパイプや棒、スラスターなどの小さい部品の外縁周のエッジ処理が大変やりにくいという点です。
これはなぜか。
ちょい画像を使ってご説明します^^
ここにエッジ処理をしたいなっていうこんな部品があるとしましょう。それぞれのサイズは画像の通りです。
まぁ模型ですから、こういうサイズ十分ありがちです。ちなみに15mmの高さのスラスターは、1/100サイズキットから拝借したもの。これが1/144用とかになりますと、あまりに小さすぎて話にならないので今回はこれをサンプルにしました。ちなみに後ろの赤いのがプラムバーです。
これらの部品の外縁周を削って、例えば図のようにしたいとしましょう。
ところが・・・・パーツをつまんで指先は入っても、パーツを上手く回せないんです・・・
横から見ると、右図のような感じですね^^
つまり、画像のような小さい部品の外縁周を削るにはV字状のすり鉢状の内部に指を突っ込んで回さなきゃならんわけですが、小さすぎてまわせないわけです。
単純に部品をCSIクレオス - Mrピンセットパーツホールドやラジオペンチなどでつまんで作業したらOKだと思うんですが、感覚的にこれがやりにくい(笑)
そこで満を持して登場するのが模型用パイプリーマーともいえる今回の新ネタ、シモムラアレック - ピンホイールです!(なんかTVショッピングみたいになってきた)
これ、見ての通りプラムバーのような外部の樹脂の持ち手部分がありません。刃部むき出しです(笑)ところがこれが弱点を克服する模型用としての特徴。
この刃部をじかに手で持ってこのように小さいものでも簡単に処理することができるんです!(∩´∀`)∩ヤリィ~♪
更に、内周部については本体エッジ部分が、それぞれ異なる様々な角度でカットしてあって、それがすべて刃付けされているという特殊凶器(笑)のようなツール。でも別に見た目怖そうにしたかった訳じゃないよw(タブン)
これ、この異なる角度を使えば、スケールやパイプの太さ等によってスクレービングの角度も変えられるという優れた機能を具現化してるんです。
例えばやや太めのパイプの場合と、細目のパイプとでは当然こんな風に違いを出せます。
因みに左はWAVE - プラ=パイプ(肉厚) の直径6.0mmを使いました。高さは14mmくらいと、プラムバーだとギリギリ処理できるレベルの高さです。
右の水色のほうは一応比較で画像を作っておいたんですが、小さいがためにちょい処理が下手だった(苦笑)ので、商品画像ではボツになりましたが、直径4mmの肉厚のパイプ。
先端にこれだけ寄って撮ってるので、どうしてもちょいがたついて見えるんですけど、かなり細いですから、自分で言うのもなんですが普通に見た感じではものすごくきれいに処理できてますヨイヤホント(笑)
異なる角度の内周処理用の刃を使い分ければ、全くサイズの異なるパイプやスラスターの内周部も好みのカタチに処理できると、こういうわけです^^
このツールのこだわりは、模型用に使われる市販パイプや一般的な小型のスラスターといったものの処理を専門でできるように、サイズ調整をしてある点。パイプや棒の外縁周の処理用の刃は直径15mm程度まで処理可能にしてありますから、エバーグリーン プラパイプ(各種)の最も直径の大きなものもOK♪
ちなみに処理する際は、ページにも書きましたが、本体を利き手で持って、部品を反対の手で固定し、本体側をくるくると半回転さすようにして処理してください^^ こうするときれいに処理できます。
と、こちら実は昨年の秋のホビーショーで先行販売されたんですが、恐ろしい数出たそうで(笑)実は私がサンプルで使ってるのは、先行販売のほうで、この時の品より若干部品の強度UP用にパーツ改良が加えられて今回の本販売となっています。
ちなみに、初回入荷は24個(!)即日完売でしたので、すぐ翌日18個、更に2日で完売でまた追加!>< と、有難い仕入れ連鎖でちょい気が遠くなりそうでした(笑)
このツールなんでこんなに一生懸命なのかというと、思い入れがありまして、実は私、このツールの初期構想をシモムラさんにご相談して、なんとか具現化してくれぇとねだった本人です(笑)ええ、全責任は私にあります(エ
とにかく今後もしっかり仕入れをしていきますんで、どうぞお近くのお店になかったらGPARTSで!他の商品もやってますけど、これに関しては可能な限りしっかり品揃えしておく努力をしますので、ぜひ!(ウルサイ)
※ちなみにプラムバーはプラムバーで、あの赤い持ち手は使いやすいんですよね(笑)なので、いまだ長いパイプの処理には現役だったりします^^ ツールは使いようです!