土曜の昼下がり、いかがお過ごしでしょうか?どうも、最近はHNを名乗っても分かっていただけないことのほうが増えましたakicyanです(。-`ω-) G PARTSの店長ですっていうか、中の人は一人です(笑)
さて!表題のごとく今週日曜から販売開始始めました新色2色の背景紙、おかげ様で見事送料無料分の在庫すべて完売!!(∩´∀`)∩ありがとうございます♪
というわけで送料無料は終わってしまいましたが、お約束の撮影についてですね、久しぶりに書かせていただきますので、今回新色を入手された皆様、ご検討中の皆様ぜひご参考に^^
まず、なんで背景紙なんてものを作ったのかというとですね。模型をきれいに作ったはいいけど、しまい込んでしまったり、誰かに譲ってしまったり、はたまた長年放置していただら埃だらけになっていたり、破損してしまっていたりという事になりがちですよね。
そんなせっかく丹精込めて作った愛着のある模型を、完成直後の状態で綺麗に記録に残して欲しいと思ったからです。
G PARTSの背景紙はグラデーションのかかったカラーのもので、元々は実はもう少し小さかったんですが、徐々にバージョンアップして少しづつ大型化、かつ丈夫にするために厚みを持たせて今の形になっています。
背景紙っていうのは通常人でも撮れるような大型のものが主流で、A1サイズのような小型のものはいわゆる小物向けという事になるのですが、サイズが大きいものは置く場所も大変で、かつ小さく巻いて保管すると、折れてしまって後が大変でした。
そういった大型のもつデメリットを最小限にして、かつ保管性や使い勝手を向上させたものが現在の模型撮影用背景紙(特殊グラデーショペーパー)です。
ここで普段自分がやっている撮影を簡単に書いておきますね^^
まず、できるだけ天気のいい、日の高くなった時間(11時~14時頃)に、南向きの明るい部屋を撮影場所に選びましょう。
これには理由があります。
まず一つは、照明を使わなくても綺麗に撮れるためです。
照明撮影をしたことがある方はお分かりになると思いますが、照明撮影は普通に考えるより難しいです。これは、レフ板(直接光源を対象物に当てない工夫をした間接光源)のようなものを必要としなかったり、また難しい知識がなくとも比較的簡単に撮影ができるためです。
二つ目は、影が写りにくいからです。
これは太陽の位置に関係がありますが、実際に撮影するとよくわかりますのでまずはセッティングから実際に見てみましょう^^ 今回はグラデーションバック3(ガンプラ撮影用背景紙) サンドブラウン>白を使います。
マスキングテープで四隅を固定。セロテープより、背景紙から剥がしやすく、痛みにくいのでお勧めです。で、これ何回も書いてるんですが、この時できるだけ紙が緩やかにカーブするようセットしましょう。
それから撮影する模型を置きます^^
今回は、一切塗装も改造もしてない素組みのMGゴッドガンダムを使います。作品の改造だのなんだのは一切関係ないですからね(笑)
模型を立たせる位置は、できるだけ手前にします。
これは、背景に模型自体の影が極力映らないようにするためです。また、足元は写す必要がないことや、カメラに慣れてない方によくありますが、背景紙の側にピントが合ってしまうのを避けるためでもあります。
ここまで書いた通りの方法で撮ってみたのがこちら。
画像はトリミングのみです。光源も使用していません。因みに影の位置を見ていただければわかりますが、窓は左側後方にありますね^^
これが上記で記載したポイントをすべてはずして(笑)撮った場合の背景紙部分もできるだけ含めたトリミング画像がこちら。
驚くほど全く違って見えますね。これ、同じ位置から撮っています。
模型の位置的な問題のほか、光源の使い方が間違っていたりしたまま撮影すると、同じ背景紙でもこれだけ違った画像になってしまいます。
ずっと繰り返し書いてますが、個人的には模型を作ることそのものより、写真のほうが難しいと思ってます。
写真が難しいのは、もちろんカメラの機能を十分に把握せずに撮影していたりする方も多いからだと思います。
当然私はカメラ上手では決してないので、使うカメラはもっぱらめんどくさくなくて簡単に撮れるものばかり(笑)今回使っているのは、リコーのWG-4 http://www.ricoh-imaging.co.jp/japan/products/wg-4/ です。
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商品撮影でもほぼ毎日のように使ってます。型落ちですが、マクロ撮影機能が恐ろしく優れているので、ツールによる切断面や極小パーツの撮影が多い商品撮影に便利なのでこれを選びました^^(そういえば前のカメラもリコーだった気が)
撮影における一番難しいセッティングは、光だと思うんですが、現行の背景紙については、いずれも自然光のみで撮りやすいよう色調の調整をしています。できるだけ明るい部屋で撮っていただければ、撮影スキルに関係なく比較的綺麗に撮れるのを目標にしてますので、ぜひここに書いたやり方で一度お試しくださいネ^^(明日は果たしてブログ書くのか)