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Channel: GPARTSマテリアルラボラトリー 【模型用品専門店G PARTS(ジーパーツ)のブログ】
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ザンボットコンビネーションだから2体分で1体になるのよね

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ザンボット3毎週土曜の更新も大分定着してきましたすごいですね!自分で感心しちゃいますakicyanです^^

さて先週の段階では頭をちまちま弄ってましたが、1/240アニメスケールとのミキシングも決まりまして大胆に参りましょう今週は下半身!

古いキットというのは、実はほとんどの場合下半身(もっというと主に腰周辺)を改修するとそれなりの形になっていくものだということはこれまでの記事でも書いてますが、このザンボット3というのは腰だけじゃなく足首も結構問題の山積みなデザインをしてますので今日はソコントコロのお話♪

まずは腰からなんですが、股関節用の改造パーツを仕込んだりするほうがネタとしては美味しいわけなんですが(笑)、今回は思いっきりジャンクになっていたキットを成仏させる必要もありまして、また某1/100ガンプラの腰部品を使わせていただきます^^;(予算の都合上ということにしといて)

実際の合体ロボットキットの首から下のキットというのはこんな具合なんですが、改修ポイントとなる腰は直方体に近いブロック状です。


ザンボット3腰
これは、実はコンビネーション(ザンボット3世界では3機のメカの合体のことをこう呼ぶ)時に腰と太ももパーツは別の機体同志であるという点にも関係します。

実は脚全体にあたる部位はザンベースという、神北恵子の搭乗する大型の支援機が変形したもので、腰の部分は神江宇宙太が駆るザンブルという戦闘車両の機首部分に当たります。

合体部位が所謂腰と脚で分かれる発想は、割とザンボット3以前の合体ロボアニメでも見られる特徴なんですが、これだと明らかに可動部となる腰は大きな動作の制限を受けます。

なんですが、今回は合体は完全に無視したコンビネーション後のザンボット3のスタイルを重視した改造を行うので、あまり深く考えずに参りましょう^^

因みにガンダムに関しても、腰の部分が褌以外の装甲は腰からぶら下がったスカート状であるという今では極普通の解釈はZガンダム以降のプラモデルからじゃなかったかと思います。
実際そういう後付けな解釈をすることによって、ガンダムのプラモデルは可動範囲を大きく広げることが出来るようになったわけで、いわば結果オーライというやつです。ザンボット3の腰部分を勝手に解釈しても捕まったりはしないでしょう。

というわけで、腰は[送料無料] エコーテック - 超音波カッター ZO-40でバラバラに。実際の所、今回一番使ってるのはこの機械です(笑)

更に太ももなんですが、この細い太ももは設定に非常に忠実に製品化されてるんですが、実際の所、自分の好みに改修しようとしますとここは太くないとアウト(笑)

ここで、遂に1/240アニメスケールの脚パーツが登場です。

ザンボット3脚


これがリアルザンボットコンビネーションというヤツ(そもそもコンビネーションって二つの物の組み合わせだからね 笑)です。

ちなみに太ももは中央の接着部位でシモムラアレック - シャインブレード16 (ステンレス製ヤスリ)で削って大幅に幅詰めしてあります。このヤスリ、大き目のパーツを一気に段差無く削るにはちょうどいいサイズです^^


ザンボット3足首さて、もう一箇所の肝の足首なんですが、こっちは腰や太ももとは違って、完全に頭をひねった改造をしないといけません。

昔のスーパーロボットにありがちな、直方体に箱状の足首が引っ付いたようなデザイン。これ、足首前後にを動かす場合、ものすごいことになりますよね(ーω-;

更に、ザンバードのロケットエンジン部分(脚のつま先が噴射口)が折りたたまれるとこの状態なんですが、垂直尾翼にあたるパーツが脚の脛に刺さってる(もしくは吸い込まれてる)んです。これは強烈。

つまり、垂直尾翼は足首から生えているわけで(生えているっていうのもちょっとアレだな)、垂直尾翼が脛に吸い込まれてるのか刺さってるのかしてることによって、明らかに足首を前後にしか動かせない仕組み

・・・悩ましいですねー

でもですね、これはもうかなり強引な解釈でスルーするしかありません。

この足首と垂直尾翼は、コンビネーションの段階でお互いバイバイすることにしたとしましょう。

そしてこの足首の関節は2日くらい悩んだ挙句、こういう仕組みにすることにしました。


ザンボット3足首

使用したのは、HOBBY BASE - 関節技 ロールスイングジョイント 中(各種)です。

これを脛側と足首側にそれぞれ接着し、上下でダブルロールスイングジョイントにするという方法。

これは仕組みとしてはOBBY BASE - 関節技 ダブルボールジョイント各種 (全14パーツ分)を使っても可動はほぼ同じなんですが、このロールスイングジョイントの方が明らかにスムーズに動き、可動範囲が広いこともありますが、それよりもこういう脚の形状ですと、どうしても動かしたときに隙間から改造部品が見えてしまうので、見えても大丈夫なデザインのロールスイングジョイントにしたわけです。

そうすると、どうなるかというとこういう具合に。

ザンボット3足首

どうです!?(分かった分かったオマエがんばったよ)

・・・垂直尾翼は脛に刺さって(もしくは吸い込まれて)足首とバイバイしているという解釈で今後はお願いします。

それでもって、下腕も1/240アニメスケールから頂いてきたのを仮付けした状態。


ザンボット3


手首はとりあえずHOBBY BASE- 極め手 1/100 丸です。胸のVも1/240からコンバートしてみましたが、少し大きいか。

・・・さて、もたもたしながらやっとこさまともに商品を使った改修にたどり着いたわけですが、今月は新商品がものすごい数出てくる(なぜかというと仕入れだけして上がってない商品が山積みで年度末でアレで)予定です!!おっ楽しみに^^

というわけで次回は更に腹と腰あたり、更に上半身をしっかり作っていく過程をご説明しやしょー♪


模型工具・模型用品の専門ショップ G PARTS



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