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Channel: GPARTSマテリアルラボラトリー 【模型用品専門店G PARTS(ジーパーツ)のブログ】
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観る者に戦う意味を問いかけるロボットアニメの先駆け

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小学生の頃というか、実際のところ記憶も今ではあやふやな5、6歳の当時にそのアニメは放映されていました。

しかし友人の顔もぼんやりな記憶の底なのに、話の中身をはっきり覚えているからスゴイ。それに超合金で遊んだことやら絵本やら主題歌やらの記憶も非常にはっきり残っていて、そういう記憶を持ったままこの年になったんだと思うと、余程影響されたんでしょう(笑)

『無敵超人 ザンボット3』

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メモリアルボックスザンボット3もう既に放映から2017年で40年ともなると、この作品自体をよく知らない世代が多くなっているのも当然のことなんですけど、もはやロボットアニメといえばガンダム、ガンダムといえば日本サンライズ(現サンライズ)、その記念すべき初のオリジナル作品です。

しかしながら監督はご存知富野喜幸(現富野由悠季)氏、キャラクターデザインは安彦良和氏だったり(他アニメーターさんや声優さんも)と、今に名前を残す、そうそうたる面々が作品を作り上げているところだけでも、観る価値を感じてもらえるかも。

まぁロボットアニメというと、悪意に満ちた偏見かも知れませんけど、当時から繰り返し正義のロボットの合体シーンが毎回流れ、更に意味不明なスーパーな武器を振り回して悪の怪物じみたロボットを極めポーズで木っ端微塵に爆発させるエンディングのためのストーリーが印象的なわけですが、このアニメについて言うと、恐らく普通のスーパーロボットなアニメを想像して見続けていくと、途中から唖然とする展開が待っているという実に期待を裏切ってくれる作品。

ご存知の方には言うまでもなく、ネタバレがどうのなどと気にするような近々の作品でもないので書いちゃいますけど、人類のために戦いながら戦いに巻き込まれた民間人から石まで投げられる主人公、悪の宇宙人ガイゾックが話の中盤から放つ恐るべき人間爆弾作戦、さらにラストまでの数話の間に戦いの中で次々に散ってゆく友人、家族たち、、、、

まさしく巨大ロボットを駆って戦う主人公の少年少女たちの成長を追いながら、それでいてその戦いの側で実に無力な普通の人々を決してただの脇役として描かず、戦争の悲惨さや戦う意味についてをロボットアニメで置き換えて描いた良作といえましょう。

冨野監督の作風というか、それゆえよく言われる人間爆弾以降の話の展開から鬱展開などといわれたりもしますが、子供時代にそれを深夜帯じゃなく普通に夕方のお茶の間のTVで観ていたわけで、ある意味印象に残っていて当然といえば当然な衝撃的な作品だったわけです。

しかし残念ながら、当時の子供にはその衝撃度はイマイチピンときておらず、この年になって文字にすると受ける「後から衝撃波」というのがありまして(笑)

まぁでもアニメの描いたリアルな人々の姿というのは、子供ながらに結構グッとくるものがあって、大人たちが捨て身で子供達や家族を守ろうとする姿などは、恐らく今見ると泣いてしまうだろうと思って怖くて見られません(震)

でも、大好きだった証に超合金(だと思う)を買ってもらったり、ソノシート付きの絵本を持っていた記憶もあるので、それくらいザンボット3については並々ならぬ思い入れがあるといっても過言ではありません。

前置き長くなりましたが、ザンボット3のプラモデルとしてはアオシマから実は沢山の種類のキットが出ていまして、その中でも実は二つのキットが手元にありました。

ザンボット3


前の記事にも上げましたが、この二つのボックスを見ても違うが分かりにくいくらい、よく似たデザインなんですけど、実は完成するとキットのサイズが全く違います

左の『合体ロボット ザンボット3』の方は、ガンプラで言うと1/100サイズくらいのお手ごろサイズなんですが、右の『アニメスケール 1/240 ザンボット3』は1/60サイズくらいの巨大キット。

それでいて箱がまったく同じサイズなんですけど(笑)

で、このうち合体ロボットの方を作ろう!と考えて思い切って作り始めたんですが、最終的に多分ガンプラとミキシングしないとダメかもなどという楽なほうへ流される自分を感じてしまい、しばらくデスクに置いて放置・・・。その図がこちら


合体ロボットザンボット3

この合体ロボットザンボット3は設定に近い3機のメカの合体ギミックが再現されていて、それがキットの売りになってます。

ただ、可動やスタイルなどという点で言うと犠牲になってる部分もあって、躍動するアニメーションのザンボットの印象が充分再現できているかというとやや微妙。

このキットをどうやって理想のザンボットにしていくかという過程と、その方法を少しづつ書いていこうと思います。(大方お気づきでしょうが、このブログテーマが『1/270 ザンボット3』というのは意図して書いてますので間違いじゃございませんヨ♪)


・・・さて、ショップのほうはというとですね、実は去年の暮れから入荷予定だったものが全く来なかったり、年始早々実は結構アタフタしてる始末(’A`;)

そんな中で現在進めてるのがこちらのオリジナルの各種極細ニードル型超鋼カーバイトバー。
軸径2.34で、お手元のリューターなんかにそのまま設置して使えます。これは商品着荷してますので週明けにはUPできるよう絶賛準備中です^^


超鋼カーバイトバー


超鋼カーバイトバー

 このシリーズは比較的安価でありながらよく斬れてとてもオススメなので、球型などもいくつか入荷予定してますのでホントお楽しみに!^^ 


AL-K60ハイパーカットソー神技あとね、もうひとつ!これは去年もやりましたが、数量限定ゆえに予約販売しか出来ない限定ハイパーカットソー!

【1/31までの予約限定販売】 シモムラアレック - マイクロハイパーカットソー神技2016

こちら昨日商品数20点からスタートしたんですが、大した告知もせず、ブログ書いてる今の時点で既に半分近く無くなってますのでビツクリです(@ω@;)オオウ

再生産は絶対ないので気になってる方は是非お見逃し無く♪

さぁ、もうほんと寒くて模型やるにはちと厳しい天候が続いてますが、一緒に是非手を動かしましょう作りましょう♪


模型工具・模型用品の専門ショップ G PARTS




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