少し前の話ですが、地元の商工会主催で、あのなでしこジャパンの佐々木則夫監督の講演会に行ってきました。
話を聴くためというより、女子サッカーチームを現在の地位にまで持っていった手腕を持つ人となりというのはいかなるものか、それをみて感じたかったというのが正しいかも。
一言でいうと、『全てにちゃんとオチを持ってくる人なんだナァ』って感じました(笑)
講演会そのものはとても楽しく、話の内容も色々と参考になるものが多かったんですが、時間が経ってみると、話の中身そのものよりも、監督の人間性が言葉の一つ一つに滲み出ているため、普通のことを話していてもそれが心に響いていたんだ、ということが分かってきます。
オチというのはストーリーそのもの。
印象に残るラストシーンだけのためにある映画の本編のように、その人の紡ぐストーリーがどんなに平凡であっても、用意していたとっておきの極上のオチを持ってきたところで、そのストーリーは平凡じゃなくなるわけです。
模型にたとえれば、どんなに秀逸な工作を施した模型でも、仕上げに目を瞑って塗ったら当然、とんでもない仕上がりになっちゃいます。
逆に途中経過がどんなにヤバくても、最後の仕上がりを命懸け(例えデスw)で施したら、それは見事な完成と評価を得ることになりますよね^^
と、取り留めの無い話ですけどもガルバルディ君は何とか本体塗装完了、ちょっとその後のアレコレ止まってます。(ビームバズも) で、またもだっちんさんとこでディジェをゲトして脚中心に弄繰り回してます。(某乙ガンダムは絶賛放置中)
。。もし模型作品にオチをつけるんだとしたら、なんだろう。その人なりテイストってやつかなぁ・・・。
でもねーこれなんか違う気がするのよね。模型では映画本編はもう出来上がっていて、後はせいぜい改造して色を塗るくらい。
オチ、っていうワードにピッタリの作品の完成ってなんだろうな・・。
佐々木監督の講演会の最後。
質疑応答の最後に手を挙げた小学生の男の子が、監督に緊張しながら聞きます。
『・・・・今までで、いちばん辛かったことは何ですか?w(°∇°;)』
会場どっと笑の渦。
コレに対し佐々木監督。
具体的にしんどかった大会の局面を、分かりやすくかいつまんで話して聞かせます。割と真面目。
でも最後に、
『こんなとこかナァ(笑) ・・・・で、ちなみに君は今までいちばん辛かったことは何かな??(笑)(°∇°)』
2011年FIFA女子ワールドカップで優勝、そして2012年ロンドン五輪でまたもなでしこジャパンを率いて銀メダルを獲得したこの稀代の監督の講演会は、最後、笑いのオチで見事締め括られたのです(笑)
・・・見事なオチってのは、最後までこの人の話を聴いてよかった~っていうシチュエーションを演出することなんだね^^
あ、そうだ・・・・Twitterアカウント凍結されちゃいました (:3」∠)_ 絶賛解凍依頼中。。ナンデー?


また始まってます酒飲みモデラーの祭典。ご自由にご参加を^^
締め切り8/31(土)です!

今更バナー遅い!と怒られそうだけど、貼ります!ごめんなさい!m(≧≦;)m