え~今日は受注業務が異様に多くてヘロヘロakicyanなのですみません、塗装(汚し)作業中の作業のお話を・・
シタデルエアーでの塗装で静岡ホビーショーに持ち込みましたザンボット3ですが、現在、シタデルレイヤーやシタデルシェイド、GSIクレオス - Mr.ウェザリングカラーなどを使っての汚し作業中です。
シタデルカラーは塗装後にマット仕上げとなること、またアクリル塗料であることなどから、エナメル塗料が大変苦手です。
例えば、エナメル溶剤をティッシュなどに少量染み込ませて、シタデルを使って塗装した箇所をごしごしと拭いていただくと、次第に色が取れていくのが分かると思います。
ただし使用する量が大量だと、エナメル溶剤によってはじわじわと素材までも侵食してしまうのでリカバリ用にはお勧めしません。
もし、沢山色を乗せた後でふき取りに使うのであれば、ウインザー&ニュートン - アーチスト・ホワイトスピリット(75ml)。揮発性が高い精製ペトロールで素材を痛めにくいため、比較的安全にシタデルの色は落とせます。
しかし、シタデルエアーでの下地と相互のザンボット3は、あくまでこの上に色を乗せていく方法で表現を試みます。
元々非常に古いキットのうえ、流し込み接着剤で翼が木っ端微塵に砕けたという経験もあるので、とてもじゃないですがエナメルで拭いてなどということをやれる勇気はありません(笑)
また、シタデルエアーの下地は非常に薄く何回も吹き重ねたため、上に色を乗せていってもそれほど厚ぼったくならないという確信の上で作業してます。
先日ツイッターでこんな話をチラリと見てなるほどと思いました。
この現実感という点で、全長60メートルのトリコロールの巨大ロボをどう表現したらリアリティがあるだろうと汚し初期の段階でずっと悩んでいたんですけど、そもそもそんなロボットは存在しないわけで、また恐らくあったとしても普通に汚れた程度では遠めに見たら全く汚れなど無いように見えてしまうだろうなという結論が見えました。多分これは20m級のロボットでも似たような感覚じゃないだろうかと思います。
そこで実在感というワードによって、そこに一筋の光が見えたわけです。つまり、リアルに作ったり塗るという作業だけではなく、そこに確固として存在するという、存在感を発揮すればいいじゃないか。上のツイートは映像作品のマジンガーZについてのお話ですが、現実には無いキャラクターの模型を作るうえでも、やはり大事なのはその主張する実在感というヤツなのだろうと。
ということで実際のサイズ感が全くわかんない上に、分かったような分からないような理論で煙に巻いて好きに汚すことにしました(笑)
ちなみに、シタデルシェイドなんですが先日面白いのが出ましてね!(お、仕事の話かよ
シタデルシェイド グロスシリーズです。今までのシェイドカラーは、ご存知のようにマット仕上げでした。これにグロス(光沢)のシェイドが3色、追加されたんですね!
上の画像ではナルンオイルを使ってますが、左が通常のナルンオイル、右が新しく出たナルンオイル グロスです。
若干光沢が見て取れると思いますが、これがこれまでマットでしかなかったシェイド表現に随所随所で効いてきます(笑)明らかにこれまでとは違ったディティールの表現ができるようになったといえるんじゃないでしょうか。
あと、光沢があればフィギュアの眼や口などといった部位のリアルな彩色も可能ですし、現状3色だけですが今後の更なるラインナップに期待です。
さて、最後に諸般の事情で開催が延期されていましたあの酒餅6が、今年も開催決定ということとあいなりました!
しかしただ酒を飲みながら模型を作れというミッションが先週末に告知入りましてから既に参加者の皆様も60名さまを超える(?)というトンデモナイ勢いで、相変わらず何の名誉にも繋がらないどころか、余程あのTシャツか枡が欲しいのかしらと首を傾げたくなるわけですがまぁ世も好きずきですから(笑)
まだまだ絶賛エントリー受付中なので、お気軽に参加してみてください(笑)
そんなわけで、今回ガンプラNGということもありますし、全く乗ってこないグフを放置して次回からお題の別キットに参りますのでご容赦ください(またガンプラが完成しない)